目次
はじめに:GRI改訂に関するご案内
(1) GRIスタンダード改訂の概要
(2) 2022年5月以降のGRI認定研修について
(3) GRI改訂版解説セミナー(別ページに移動します)
1.GRI認定研修とは
※各研修の詳細、お申込みはこちら(別ページに移動します)
2.研修の概要
3.講師紹介
4.実績
はじめに:GRIスタンダード改訂に関するご案内
■GRIスタンダード改訂の概要■
2021年10月5日、従来版の「GRIスタンダード2016」に代わり、改訂版として「GRIスタンダード2021」がGRI本部より公表されました。
共通スタンダード | GRI 1:Foundation(基礎)2021 GRI 2:General Disclosures (一般開示事項)2021 GRI 3:Material Topics(マテリアルな項目) 2021 |
セクタースタンダード | 石油・ガス 石炭 ※2022年3月15日公表 |
※注記:上記スタンダードの日本語タイトルは全て弊社の仮訳です。
GRIスタンダード改訂の概要 | GRIスタンダード改訂に関して |
■2022年5月以降のGRI認定研修について■
改訂に伴い、2022年5月より、改訂版「GRIスタンダード2021」に基づく新たなGRI認定研修を実施いたします。
本研修へのお申込みをご検討される際には、下記資料およびGRIの公式ウェブサイトを事前にご確認いただくようお願いいたします。
※重要※
新たなGRI認定研修について | GRI認定研修一部変更について ※2022/4/18更新 |
GRI Academy公式webサイト | ●トップページ:GRI – Online courses ●GRI Professional Certification Programについて: professional-certification-program-faqs-for-participants.pdf |
■GRI改訂版解説セミナー■
改訂版の「GRIスタンダード2021」について、従来との違いなど、改訂の内容を短時間で解説するセミナーを定期的に開催しております。
詳細はこちら
1.GRI認定研修とは
■GRIについて■
GRI(Global Reporting Initiative)は、オランダに本部を置く、非財務情報開示について国際基準を設定する団体です。国連グローバルコンパクト(UNGC)の提携組織でもあります。
■GRIスタンダードについて■
GRIスタンダードは、GRIが定める非財務情報開示の国際基準です。
世界で最も広く採用されている国際基準で、日本でも多くの企業がGRIスタンダードを利用してサステナビリティ報告書や統合報告書等のレポートを発行しています。
■弊社のGRI認定研修(Professional Certification Program)について■
<前提>GRI認定研修の受講方法には、以下の2通りがあります。
・ルートA:GRI本部が実施するオンデマンドの研修(英語)
・ルートB:GRIの公式研修機関が実施する研修(各国の言語で実施) =弊社が実施する研修
IDCJ(国際開発センター)は、日本でGRIの「公式研修機関」として認定を受けています。そのため、GRIの認定教材を用いて、非財務情報開示に関する知識やノウハウを日本語で体系的に学ぶことができます。
これまで、150名以上の皆様にご受講いただいております。
2.研修の概要
弊社では以下の3つのGRI認定研修を提供いたします。
(1) GRIスタンダード認定研修
(2) 人権レポーティング研修
(3) SDGsのサステナビリティ・レポーティングへの統合研修
研修日程やお申込みご希望の方はこちら
■弊社の研修の特徴■
・公式研修機関としてGRIの認定教材を用いるため、GRI本部の研修と同じ内容を日本語で受講できます。
<補足>
「GRIスタンダード2021」の公式の日本語訳公表は2022年秋以降になることが想定されており、当面の間、資料は一部英語と日本語(公式訳ではなく弊社によるもの)の併用となります。将来公表される日本語訳と異なる可能性があることをご了解の上で本研修へお申込み下さい。
・一部の研修は対面で実施いたします。少人数・演習付きであるため、より身につきやすい内容となっています。
・修了証の発行について
研修受講後、GRI本部から修了証が発行されます。
ただし、修了証の発行には、GRI本部が実施する受講後アンケート(英語)にご回答いただく必要があります。
■GRI本部が提供する研修との関係性■

【必要な知識を体系的に学びたい方】
皆様の受講目的に応じて、(1)~(3)をご選択ください。(1)~(3)のいずれかの受講も可能です。
※ただし、(2)はGRIスタンダードの内容を基に進めますので、(2)の前に(1)の受講をお勧めしております。
【資格取得(GRI Certified Sustainability Professional)をご検討の方】
(1)~(3)全ての研修を受講することで、受験資格が得られます。
<注意事項>
・資格取得のためには、全ての研修受講後に試験を受けていただく必要がございます。
・試験はGRI本部が実施し、英語での受験のみです(日本語での試験は実施しておりません)。
・資格取得をご希望で、かつ、英語のオンデマンド配信での研修受講に問題がない場合は、GRI本部が提供する研修に受講していただく方法もございます。その場合は、直接GRI本部へお申込みください。
・認定試験に合格後は「GRI 認定サステナビリティ・プロフェッショナル」の資格が授与されます。授与された資格はGRIによるCEUs(Continuous Education Unit:継続研修ユニット)プログラムを受講することで、更新されます。CEUプログラム(英語)は有料です。
・試験の申込はGRI本部のみで受付のため、試験申込はお客様各自でご対応をお願い致します。
・認定研修および資格に関する詳細は下記GRIの公式ウェブサイトにてご確認ください。
<GRI Professional Certification Program>
https://www.globalreporting.org/reporting-support/gri-academy/professional-certification-program/
GRI認定研修は講師派遣も承ります。料金、条件等はご相談ください。
3.講師紹介
伴 順次(ばん じゅんじ)
主任研究員。GRI Certified Sustainability Professional。GRIスタンダード研修認定講師。東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)ワシントン駐在員事務所長、アジア企画室長、シアトル支店長、Western Union Business Solutionsなどを経て2015年に国際開発センター入職。BOPビジネス連携(現途上国の課題解決型ビジネス:SDGsビジネス)、 中小企業展開支援基礎調査(タジキスタン)等に従事。専門分野は金融、財務管理、SDGsビジネス、鉄道・上下水道などのインフラプロジェクト。
三井 久明 (みつい ひさあき)
SDGs室長・主任研究員。GRIスタンダード研修認定講師。2014年よりインドネシア国家開発計画省に開発計画策定の専門家として従事。2017年からは同国のSDGs行動計画策定支援事業に携わる。専門分野は、開発計画、産業開発、公共財政管理。
牧野 松代 (まきの まつよ)
研究顧問。ボストン大学Ph.D.(開発経済学専攻)。GRI Certified Sustainability Professional。GRIスタンダード研修認定講師。国際開発センター副主任研究員在職時にアセアン4カ国の産業技術人材育成調査、中国でのJICA地域総合開発調査などに従事。その後、神戸商科大学(兵庫県立大学)などで2018年まで大学教授職を務め、2021年4月より現職。著書に『開発途上大国中国の地域開発』、Sustainable Welfare in the Asia-Pacific(分担執筆)、Social Enterprise in Asia :Theory, Models and Practice(分担執筆)など。
4.実績
今日までの研修には150名様以上が参加されました。
研修は少人数形式で開催され、受講生と講師の距離が近く内容が身につきやすい構成となっています。
受講生の多くは企業のCSR部・広報部・経営戦略部といった部署に配属されている、統合報告書やサステナビリティ・レポートの作成を担当されている実務者の方や経営コンサルタントの方です。
受講生からは「内容が濃く業務に直接役立てられる」、「講師に多く質問することができるので理解が深まった」等の声を頂いています。