【SDGsに関するビジネス・レポーティング】 ゴールとターゲットの分析
【BUSINESS REPORTING ON THE SDGS】 Analysis of the Goals and Targets
本書はUN Global Compact(国連グローバルコンパクト)とGRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)から発行された、「SDGsに関するビジネス・レポーティング(BUSINESS REPORTING ON THE SDGS)」シリーズの、次の三分冊の一つです。
なお、翻訳の修正版をアップロードいたしました（2021年2月1日）。
１．ゴールとターゲットの分析（2017年 本書：弊財団で翻訳）
Analysis of the Goals and Targets
２．SDGsの企業レポーティングへの統合：実践ガイド（2018年）
Integrating the SDGs into Corporate Reporting: A Practical Guide
３．考察：SDGsのビジネス・レポーティングにおける投資家ニーズへの対応（2018年）
In Focus: Addressing Investor Needs in Business Reporting on the SDGs
企業が自社の事業のSDGsへの貢献度やインパクトを測るためには、客観的で比較可能な開示情報や指標が必要となります。しかし、現行のSDGs指標は、主として国や地域単位での状況を測るためのものであり、個々の企業にとっては必ずしも使いやすいものではありませんでした。
そこで本書「ゴールとターゲットの分析(Analysis of the Goals and Targets)」は、SDGsの17のゴール、169のターゲットのそれぞれについて、企業活動によるSDGsへの貢献度やインパクトを測るにふさわしい開示情報や定量的／定性的指標のリストを、既存の国際的合意から抽出して提案しています。
さらに、企業がSDGsの達成に向けて取り組むことができるアクションも示しています。SDGコンパスに示される「ステップ５：報告とコミュニケーションを行う」を実践する上で、本書を身近に参照することが望まれます。
なおIDCJは本書を作成したGRIより、「GRIスタンダード」の国内研修機関として認定されています。この研修では同スタンダードの内容と構成を体系的に学ぶことを目的としています。さらに、GRIによる本書の刊行を受け、「非財務の情報開示とSDGs指標との関係整理」についても、本書を参照しながら追加的に説明させていただく予定です。SDGsレポーティングをどのように進めたらよいか思案されている方にも、本研修はお役に立てる構成となっています。GRI認定GRIスタンダード研修の詳細については、こちらをご覧ください。
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