【News】GHG排出に関するGRIとISSB(IFRS2)相互運用に関するニュース および ESRS報告に特化したGRI Academy新コース開設ニュース

  • GHG排出報告に関しGRIとISSB(IFRS S2)相互運用協力 (GRI配信:2024年1月18日)

サステナビリティ報告におけるScope1,Scope2, Scope3開示のGRI/IFRS mapping が公表されました。

詳しくは以下URLでご確認ください。

GRI – New resource on emissions reporting using GRI and ISSB standards (globalreporting.org)

 

  • ESRS開示要求事項について学ぶ (GRI配信:2024年1月17日)

GRIスタンダードを既に利用されている報告企業を対象にESRS報告に特化したコースが開設されました。

詳しくは以下URLでご確認ください(現状はGRI Academyで英語オンデマンドコースとなります)。

GRI – Meet the ESRS reporting requirements with the GRI Academy (globalreporting.org)

 

掲載:2024年1月19日

【News】新たな項目別スタンダードGRI101:Biodiversity 2024(GRI101:生物多様性2024)が1月24日に公表

GRI304: Biodiversity 2016(GRI304: 生物多様性 2016)の更新版であるGRI101: Biodiversity 2024(GRI101: 生物多様性2024)が2024年1月24日に公表されました。このスタンダードは昆明・モントリオール生物多様性枠組みの目標とターゲットに沿っています。生物多様性の損失につながる組織の意思決定やビジネス慣行、バリューチェーン上で発生するインパクトの特定・管理を理解する上で有用なスタンダードです。過去数十年にわたる憂慮すべき生物多様性の減少は気候変動への連鎖的なインパクトを引き起こし、環境と人々に極めて大きなマイナスのインパクトをもたらす恐れがあります。国連生物多様性条約(CBD)は2022年に「ポスト2020生物多様性枠組(GBF)」を採択し、各国政府、企業、市民社会、投資機関を含むすべてのステークホルダーが生物多様性の損失を逆転させるための集団的コミットメントを定義しました。

各国政府も企業も、生物多様性の保全と持続可能な利用を通じ、生物多様性の危機に対応する説明責任を果たすことが求められています。GRI101: Biodiversity 2024はGRI304: 生物多様性2016の改訂版として生物多様性管理に関する世界的なベストプラクティスを反映させ、組織がそのインパクトに対処する支援を行うものです。なお、本スタンダードの発効日は2026年1月1日です。本スタンダード(現在は英文のみ)は以下URLからダウンロード可能です。

GRI – GRI Standards English Language (globalreporting.org)

GRIは本スタンダードの公表に伴い、2回に分けてWebinarを開催いたします。ぜひこの機会に生物多様性のサステナビリティ報告に関して本スタンダードへの理解を深められることをお勧めいたします。

GRI – Topic Standard Project for Biodiversity (globalreporting.org)

なお、1月25日、日本時間夕刻に以下の発表も行われました。併せてご確認ください。

GRI – Transparency standard to inform global response to biodiversity crisis (globalreporting.org)

掲載:2024年1月25日