日本語版 GRI13:農業・養殖業・漁業2022 セクター別スタンダード 2023年10月6日公表

GRIは日本時間10月6日の夜にセクター別スタンダードGRI13:農業・養殖業・漁業2022の日本語版を公表しました。

GRIホームページ(GRI – GRI Standards Japanese Translations (globalreporting.org))で詳細をご確認ください。

これによりGRIセクター別スタンダードの日本語版はGRI11:石油・ガス2021、GRI12:石炭2022と合わせて3つとなりました。

今後のセクター別スタンダードの発行は以下の順序で行われる予定です。

公表済および予定されているセクター別スタンダード(2023年10月6日現在)

  

GRI 13 農業・養殖業・漁業2022セクター別スタンダードの概要を一部ご紹介しますが、詳細は上記GRIホームページでご確認ください

GRI13:農業・養殖業・漁業2022想定されるマテリアルな項目(2023年10月6日公表)

   

掲載:2023年10月10日

【イベント】GCNJ主催『サステナビリティ情報開示の最新動向』協力:IDCJ(10月16日開催)

グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)さまの下記セミナーに弊社がご協力させていただくことになりました。

【GCNJ主催『サステナビリティ情報開示の最新動向』】

■日時:2023年10月16日(月) 16:30~18:10

■形式:オンライン(ZOOMウェビナー)

■プログラム(和英同時通訳あり):

 16:30:開会挨拶

 16:35:基調講演(1)「GRI、持続可能性に関するインパクト・レポーティングの未来」(Eelco van der Endenn氏)

 16:55:基調講演(2)「IFRS S1とS2にどう取り組むか?」(小森博司氏)

 17:15:パネルディスカッション「サステナビリティ情報開示の最新動向」

 18:00:質疑応答

 18:10:閉会挨拶

■ご登壇者

 GRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)CEO/ Eelco van der Endenn(エルコ ファン デル エンデン)氏

 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事/ 小森博司氏

 高崎経済大学 学長/ 水口剛氏

 株式会社 国際開発センター SDGs室長/ 三井久明(モデレーター)

■協力:国際開発センター

GCNJ会員限定セミナーです

詳細はGCNJ会員ページでご確認ください

掲載:2023年10月11日

【活動報告】IDCJ主催 GRI CEO講演会 開催しました

2023年10月17日にGRI (グローバル・レポーティング・イニシアティブ)のCEOであるEelco van der Enden氏の講演会を弊社主催で開催いたしました。ご多忙のところお越しいただいた皆様、また、ご関心をお寄せいただいた皆様へ御礼申し上げます。皆様から貴重なご質問をいただき、活発な情報・意見交換が行われました。

【IDCJ主催 GRI CEO講演会】

■日時:2023年10月17日(火)16:00~17:30

■会場:TKP品川港南口会議室ホール4A

    〒108-0075 東京都港区港南2-4-3 三和港南ビル 4階

    ※オンライン配信無し

■言語:英語(逐次通訳付き)

■プログラム:

(1)主催者挨拶  三井久明(株式会社 国際開発センター)

(2)基調講演 「サステナビリティ報告の未来」

   Mr. Eelco van der Enden (CEO, Global Reporting Initiative)

(3)パネルディスカッション

   Mr. Eelco van der Enden (CEO, Global Reporting Initiative)

   Ms. Bronte Klein (Chief of Staff, Global Reporting Initiative)

           片岡まり氏(一般社団法人 株主と会社と社会の和 理事)

           目黒寛之氏(アコーダンス株式会社 代表取締役)

           (ファシリテーター 三井久明(株式会社 国際開発センター))

(4)質疑応答

掲載:2023年10月31日

【News】ESRSの導入が報告義務化のゲームチェンジャーに

ESRSとGRIスタンダードの相互運用に関する重要なニュースがGRIより発表されましたのでIDCJによる仮訳でお知らせいたします。

<<ESRSの導入が報告義務化のゲームチェンジャーに>>

GRI配信:2023年10月18日

欧州議会は欧州サステナビリティ報告基準とGRIとの緊密な連携を確認しその展開を支持

GRIは、2024年1月以降に5万社に適用されることになる欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)へのコミットメントを再確認した欧州議会での投票結果を歓迎する。

GRIとEFRAG(ESRS策定を委任された欧州財務報告諮問グループ)が最近確認したように、新たなESRSとGRIスタンダード(欧州をはじめ世界中の何千もの組織ですでに広く使用されている)との間には、高いレベルの相互運用性が達成されている。

ESRSとGRIの定義、概念、インパクトに関する開示は、可能な限り完全に一致している。ESRSは企業持続可能性報告指令(CSRD)の中心的な要素であり、EU内のすべての大企業および上場企業に適用される。2028年以降、欧州で事業を展開するEU域外の企業も、ESRSまたは同等の基準を用いてインパクトを報告しなければならない。ESRSとGRIのインパクトスタンダードとの整合性は、企業にとって、既存の報告を活用してこれらの新しい要求事項を満たすことができるという安心感を提供する。

GRIは目下、報告プロセスを簡素化し、企業が単一のサステナビリティ報告書の中でESRSとGRIスタンダードのいずれにも準拠した報告を行なうことを支援するため、デジタルタクソノミーとマルチタギングシステムを含む相互運用性ツールを策定中である。

「欧州議会がESRSを承認したことは、政治的な議論からこの新しいルールの実践への移行を象徴するものであり、歓迎すべきことである。ESRSとGRIスタンダードとの間で緊密な整合性が達成されたことは、インパクトに関する透明性を実現するグローバルな推進役としてGRIの重要性が高まっていることを示すものである。GRIはEFRAGや他の基準設定機関と国内・国際レベルで積極的な関与を継続し、インパクト報告のモメンタムをさらに高め、企業の報告負担を軽減しつつ、ステークホルダーが必要とするサステナビリティ情報を確実に提供することを目指す。これは、規制当局の信頼できるパートナーとしてのGRIの役割の進化を反映したものであり、GRIを利用した報告はクオリティが高く、さらに義務化されつつあるサステナビリティ報告を下支えするものである。」

―GRI最高経営責任者(CEO)、エルコ・ヴァン・デル・エンデン氏

「過去2年間、GSSBはEFRAGと緊密に協力し、お互いの基準間の技術的な整合性を確保してきた。ESRSの導入が近づくにつれ、この作業は現在のGSSBの作業プログラムの中で最優先事項となっている。さらに、GRIスタンダードを利用した報告がEU域外の企業にも同等のものとして受け入れられるよう、EUの各機関と合意形成に努めていく。」

―キャロル・アダムスGRIグローバル・サステナビリティ・スタンダード・ボート(GSSB)議長

10月18日の欧州議会での投票において、欧州議会議員はESRSに制限を導入することを求める決議を否決し、最終的な採択への道を開いた。

2021年以降、GRIはEFRAGとの協力協定を通じて、ESRSを開発するための技術的作業を正式に支援してきた。GRIはこれまでにGRIスタンダードとESRS草案がどのように相互運用されるかを報告組織に説明するためのFAQガイダンスを公表してきた。

GRIは、GRIアカデミーの最新コース「Transparency for Tomorrow(明日への透明性)」を含め、サステナビリティ報告の行程において組織を支援するためのトレーニングやツールを提供しています:これには、GRIアカデミーの最新コース「明日への透明性:サステナビリティ報告の背景を読み解く」が含まれます。なお、GRI報告組織のためのESRSに関するトレーニングとサービスは現在開発中です。

※上記記事はGRIサイトの以下の当該ページを弊社が仮訳したものです

GRI – Final adoption of ESRS a ‘game changer’ for mandatory reporting (globalreporting.org)

掲載:2023年10月24日