CAREER PATH社外で得た知見・経験を活用してODAコンサルティング業務に従事(尾形惠美)

尾形惠美(主任研究員)

社外で得た知見・経験を活用してODAコンサルティング業務に従事

英系銀行に勤務した後に、アジア経済研究所開発スクール(旧IDEAS)(1年間)でディプロマ、イギリスのロンドン大学大学院(1年間)で修士を取得し、IDCJに入職しました。銀行に勤務していた時期に国際NGOのボランティア活動に携わり、国際協力分野の仕事に就こうと思ったことがきっかけです。IDCJでは、主にアフリカ地域を対象とした省庁やJICA委託の調査や技術協力プロジェクトに従事しました。

ギニアでマイクロクレジット機関の運営を支援(2009年)

2013年に一度IDCJを退職し、2014年から2017年3月まで、日本貿易振興機構(ジェトロ)の海外調査部中東アフリカ課でアフリカ担当アドバイザーとして、アフリカ地域の投資環境調査や、日本企業のアフリカ地域への投資促進業務に携わりました。日本企業の投資相談に際しては、IDCJで得られたアフリカの国・地域の特性への理解やコンサルティング経験、また銀行業務で得た日本の産業界に関する知見が役に立ちました。

2017年4月にIDCJに復帰し、今度はジェトロで得た知見・経験を活かして、省庁やJICA委託の日本企業のアフリカへの投資促進に関わる業務に携わっています。2023年からは、イタリア大使館貿易促進部の委託を受け、日本企業のイタリアへの投資の窓口となる「投資デスク」の運営業務を担当しています。イタリアの貿易促進機構や投資開発公社と連携して、イタリアへの投資に関心のある日本企業に支援サービスを提供しています。

ケニアの中小企業に対して財務管理を指導(2022年)

また銀行経験を活かして、中央アジアやタンザニアで金融機関を対象とした調査にも従事しています。ケニアでは、JICAの「企業競争力強化プロジェクト」に参加し、財務管理の専門家としてケニアの中小企業30社以上を支援しながら、ケニア人の財務管理専門家の育成にも励んでいます。

多彩なキャリアパス

採用情報