【News】国連会議でGRIスタンダードがグローバルなインパクト報告の共通基準として認知される
GRI公表:2025年7月3日
以下の内容はIDCJによる仮訳・抜粋です。原文および詳細は、下部のGRI webページよりご確認ください。
成果文書は、各国間のサステナビリティ報告の比較可能性を確保するため、GRIスタンダードの採用を要請
GRIスタンダードは、第4回開発資金国際会議(FfD4)において、グローバルなサステナビリティ報告システムの基盤として認識されました。
FfD4の成果文書であるCompromiso de Sevillaの34e項では、国連加盟国に対して、「国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)やグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)などの基準を、各国ごとに柔軟に活用することを検討する」ことを明確に推奨しています。
この認識は、GRIおよびそのパートナーが国連加盟国と数か月にわたって積極的に関わってきた結果であり、GRIがISSBと共に国連政府間協定で初めて参照されたことで、サステナビリティ報告における両者の補完的な役割が強調されました。
成果文章は、以下のことを求めています。
・各国に対し、インパクト、リスク、機会(IRO)を網羅する開示基準の採用を要請
・ダブルマテリアリティを適切なアプローチとして確認
・信用格付け機関および金融機関に対し、これらの基準を格付けおよび融資の決定に組み込むことを奨励
詳しい内容および原文は、以下のGRI webページにてご確認ください。
GRI – GRI recognized at UN conference as a common ground for global impact reporting
掲載:2025年7月11日