【News】EUオムニバスとCSRD:主な疑問に答える
GRI公表:2025年4月30日
GRIニュースセンターの4月30日付のニュースは、欧州委員会の簡素化オムニバスがCSRD(企業サステナビリティ報告指令)に与える影響についてのGRIの見解やGRIスタンダードを使い続けることのメリットを詳細に述べています。
以下の内容はIDCJによる仮訳・抜粋です。原文及び詳細は、下部のGRI webページよりご確認ください。
GRIがヨーロッパのサステナビリティ報告において引き続き重要である理由
欧州委員会の「簡素化オムニバス」は企業のCSRDの開示要件に変更を生じさせる可能性があり、多くの企業が疑問を持っています。しかし、GRIスタンダードを利用している多くの欧州企業にとって、GRIスタンダードを利用した任意報告の継続は、将来の透明性への必要性を理解することにより明瞭性をもたらします。
GRIは、CSRDに関する最新のQ&Aを発表しました。これは、GRI報告企業が抱える主要な疑問に答えるもので、以下の内容を含みます:
欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の改訂に際し、GRIがEFRAGとどう連携し、GRIスタンダードとの緊密な整合性を維持するか。
企業がGRIの包括的なサステナビリティ基準を活用する利点。これは「ダブル・マテリアリティ」アプローチの一環として、インパクト報告を完全にカバーするもの。
GRIスタンダード、ESRS、IFRSサステナビリティ開示基準の差異やシナジーを通じて、グローバルな企業報告システムへの移行を促進する方法。
また、GRIは、企業がESRSを活用できるように支援するトレーニングやリソースも提供しています。
GRIは、CSRDに関する最新のQ&A(Q&A on the CSRD)も発表しています。
詳細は、以下のGRI webページにてご覧ください。
GRI – EU Omnibus and the CSRD: key questions answered
掲載:2025年5月9日