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【News】ESRS簡素化は最も著しいインパクトに焦点を当てなければならない

GRI公表:2025年5月8日

GRIニュースセンターの5月8日付の記事では、GRIがEFRAGに対して提案したESRS報告項目の削減提案について、その内容を紹介しています。

CSRDの変更には、グローバルなサステナビリティ報告と整合性を高めて対応する

GRIは、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の簡素化について提案を行いました。欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、企業のサステナビリティ報告指令(CSRD)の変更に伴う報告項目を削減しています。GRIは、GRIスタンダードに含まれないデータを削減することで報告項目を30%減らせると提案しました。重要なポイントは、環境リーダーとしてのEUがその役割を維持し、持続可能な開発の実現に不可欠な企業報告を強化し、報告の質を損なわない簡素化を実現することです。

GRIは、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)に対し、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の簡素化について提言(efrag-letter-esrs.pdf)しました。EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)変更により、EFRAGは報告義務削減を進めています。GRIは、GRIスタンダードに含まれない情報を削除することで、報告項目を30%削減できると提案しました。 これにより、ESRSと国際的に採用されているサステナビリティ報告基準の整合性が保たれます。

GRIが強調する重要なポイントは次の3つです:

1. EUはグリーン経済のリーダーであり続けるべき:グリーン・ディールはEUの競争力の要であり、CSRDは持続可能な移行を推進する重要な政策手段。

2. 企業報告は持続可能な開発のための鍵:インパクト報告と財務情報を組み合わせることで、事業のレジリエンスと持続可能な経済を推進。

3. 報告の簡素化は歓迎されるが、質を損なわない形で行うべき:報告義務を適切に削減することで、企業や利害関係者の混乱を防ぐ必要がある。

詳細及び原文は、以下のGRI webページにてご覧ください。

GRI – ESRS simplification must focus on the most significant impacts

掲載:2025年5月14日

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