弊センターは、大洋州地域(ソロモン諸島、パプアニューギニア)「公共投資/公共投資管理」(JICA委託)を実施しています。7月23日、事業モニタリングの一環として、ソロモン諸島の財務省、計画省、外務省、首相府、中央銀行などの関係機関から構成される公共投資管理技術委員会(PIMTC)のメンバーは、工事遅延、費用増加が発生しているリスク事業を選択して、事業建設現場の視察を行いました。視察対象は、ティナ川水力発電開発事業(エネルギー省、アブダビ開発基金、世銀、豪州、緑の気候基金、韓国輸出入経済開発協力基金、ADB)とホニアラ港湾事業(インフラ開発省、ソロモン港湾公社、ADB)です。
事業モニタリングは、工事遅延、費用増加、品質不良、設計変更、環境社会保護コンプライアンス違反などの事業リスクを管理することを目的としており、このプロセスを通じて、ソロモン諸島における公共投資の効率性の向上と財政リスク管理の強化を目指しています。