弊センターが2022年から実施中のキルギス国「チュイ州世界遺産を活用した地域開発・観光促進プロジェクト」(JICA委託)業務主任者で、弊センター主任研究員 榊原洋司がコラムを執筆した『アク・ベシム遺跡を掘る―よみがえるシルクロードの交易都市』 (アジア遊学302号)が、勉誠社より出版されました。
同プロジェクトは、世界遺産「シルクロード:長安=天山回廊の交易路網」の構成要素3 ヵ所が存在するチュイ州において、持続可能な観光開発マスタープランを策定し、同プランに沿った活動実施メカニズムを確立することを目指しています。世界遺産構成要素の「アク・べシム遺跡」では、2017年に帝京大学シルクロード学術調査団が7 世紀後半のものと見られる大量の瓦を発見し、唐がシルクロードに築いた軍事拠点「砕葉鎮城」跡であることが明らかとなり、現在も発掘が続けられています。
出版社ホームページ:
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=103801
IDCJライブラリー
https://www.idcj.jp/library/book#Sakakibara01
ODA見える化サイト 本プロジェクトページ
https://www.jica.go.jp/oda/project/201904278/index.html