
弊センターが実施する「ASEAN-JICAフードバリューチェーン開発支援プロジェクト(ASEAN GAPの普及・広報)」(JICA委託)は、10月にタイにて経験共有ワークショップを開催し、ASEAN10か国のカウンターパートが参加しました。この様子が同プロジェクトのホームページにて紹介されています。同プロジェクトは、4つの成果ごとの専門家チームと全体を取りまとめる専門家チームで構成されており、弊センターはこのうち「成果1 ASEAN GAPの普及・広報」を受託しています。
ワークショップの一環で実施したスーパーマーケットでのプロモーションイベントでは、プロジェクトが作成したASEAN GAPロゴを試行的に使用しました。ここで配布したASEAN GAPリーフレットも、同ホームページに掲載されています。
同ホームページではこのほかにも、ワークショップの前後に実施したタイ政府カウンターパートによるラオス政府カウンターパートへの研修実施や、カンボジアでの現地調査の様子も紹介されています。
GAP: Good Agricultural Practices(農業生産工程管理)
ASEAN GAP:生鮮果物・野菜の生産、収穫、ポストハーベスト処理に関連するリスクや危険を防止あるいは最小化するため、2006年に導入された農業生産工程管理のASEAN域内のガイドライン。ASEAN各国はこれに準拠したNational GAPの実施が奨励されている。
「ASEAN-JICAフードバリューチェーン開発支援プロジェクト(AJFVC)」ウェブサイト
https://www.ajfvc.org/
ワークショップ記事:
https://www.ajfvc.org/experience-sharing-workshop-on-asean-gap/
ASEAN GAPとタイのQ GAPリーフレット掲載ページ:
https://www.ajfvc.org/publications/
その他、AJFVCアウトプット1「ASEAN GAPの普及・広報」に関する記事:
https://www.ajfvc.org/category/good-agriculture-practices/