弊センターが実施する「ASEAN-JICAフードバリューチェーン開発支援プロジェクト(ASEAN GAPの普及・広報)」(JICA委託)は、5月にタイとカンボジアを訪問しました。この様子が、本プロジェクトのホームページにて紹介されています。
今回の訪問のうち、タイでは、10月に開催を予定する経験共有セミナーの準備として視察候補先(GAP産品を扱っているスーパー、レストラン、企業等)の訪問、関係者との協議を行いました。カンボジアでは、同国で開催されたASEAN GAP専門家作業部会において、プロジェクト活動を通じて加盟各国のカウンターパートと作成したASEAN GAP 推進のためのアクションプラン案とASEAN GAPロゴ作成案について報告し、ASEAN各国からの意見を聴取しました。
同ホームページではこのほか、昨年11~12月に実施した本邦研修の様子や、昨年11月及び今年4月に6か国で実施したGAP認知度に関する消費者調査結果も紹介されています。
GAP: Good Agricultural Practices(農業生産工程管理)
ASEAN GAP:生鮮果物・野菜の生産、収穫、ポストハーベスト処理に関連するリスクや危険を防止あるいは最小化するため、2006年に導入された農業生産工程管理のASEAN域内のガイドライン。ASEAN各国はこれに準拠したNational GAPの実施が奨励されている。
「ASEAN-JICAフードバリューチェーン開発支援プロジェクト(AJFVC)」ウェブサイト
https://www.ajfvc.org/
5月現地調査の記事:https://www.ajfvc.org/field-visit-in-thailand-and-cambodia-to-enhance-agricultural-practices-in-asean/
その他、AJFVCアウトプット1「ASEAN GAPの普及・広報」に関する記事:
https://www.ajfvc.org/category/good-agriculture-practices/
消費者調査結果:
https://www.ajfvc.org/wp-content/uploads/2025/06/AJFVC_Consumer-Survey-in-6-AMSs_Executive-Summary.pdf